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「脊髄損傷に伴う不全麻痺の者が歩きを取り戻すための鍛錬に関する知識と知恵」。テーマをこれ一つに絞り込むことで、有益なサイトとなることを目指しています。従いまして、このテーマに関係しない個人の暮らし、趣味、考え方等についてのご質問をいただいてもお答え出来ません。よくあるご質問には答えられる範囲で答えていますので、以上の趣旨をどうぞご理解下さい。
このテーマに関する管理人「T@KC」あてのご意見、ご質問はarukitaitakc@yahoo.co.jpへの電子メールでお願いします。

 
<一般的質問>
私も歩けますか?
歩けるようになるためには何をすればよいですか?
在宅リハの心構えとして最も大事なものは?
退院後の回復を支援する施設が海外にあるようですが?
再生医療、機能的電気刺激、パワードスーツについては?

<管理人「T@KC」のプロフィール>
なぜ歩きたいのですか?
T@KCの身体的特徴は?
T@KCの暮らしは? 
T@KCへのメディカルケアは?
T@KCのリハビリは?
T@KCのバックは?
手足がいくらかでも動かせるようになるまでには何を? 



私も歩けますか?
あなたが歩けるかどうか私にはわかりません。
受傷5ヶ月後にリハ病院のPTが私の腰の筋肉の動きに気づきました。受傷3年後に歩行訓練を開始することを報告したとき、「立てる(起立を指すのか、立位保持を指すのか不明)かもしれないと思ったが、歩行訓練までいくとは思わなかった」と言われました。こんなものです。(2006.11.01)

歩けるようになるためには何をすればよいですか?
脊髄損傷の者が歩くために必要な要素が3つあると考えています;
1)心:歩きたいという強い意志−WILL
2)技:不全麻痺の者が歩くための技術−SKILL
3)体:少しでも動く下肢−I.L.L.(Ignited Lower Limb)
歩行は3要素の足し算でなく掛け算で決まると思います。つまりゼロに何を掛けてもゼロになります。3要素のうちどの一つが欠けても歩くことは難しいでしょう。
心と体の問題は誰も助けることはできません。技については努力の余地があります。ARUKITAIは脊髄損傷に伴う不全麻痺の者が歩きを取り戻すための鍛錬に関する知識と知恵を共有する場です。(2006.11.01)
1回でも立てるのであれば、立つ回数を増やすことが目標となり、1歩でも歩けるのであれば、歩く距離を伸ばすことが目標となります。立つことと歩くことは、目標であると同時に、最後まで残る鍛錬法でもあります。しかし、それ以外のエクササイズはそうではありません。目的は回数を増やすことではなく、立つことと歩くことに必要な動きを身体に覚えさせることにあります。少なくとも、必要な動きに関連する筋肉を強化することです
必要な動きとは何でしょう。以前は大雑把にそして無意識に行っていた立ちと歩きを捉えなおすことになります。一連の動きを細分化して、それぞれを意識して行うことになります。身体機能に制限があるので無理はできません。自分に合った無駄のない動きを組み立てていくことになります。ここには個人差が出てきます。日々の鍛錬を通じて、自分で気づくしかありません。
(HINTから 2006.11.24)
はじめに、歩き方の本質を理解せずに鍛錬することの無駄と危うさを認識します。レッグレイズのような部分的エクササイズも免荷+トレッドミルのような総合的トレーニングも実際の歩き方に繋がっていなくては意味がありません。リハビリの目的はいろいろな動きの、繊細でデリケートで巧みな運動をバランスよく回復させること、コントロールすることであり、力だけを回復することではありません。
基本3運動の起立、歩行、着座は、実は複雑な応用動作であって、それぞれのいろいろなタイミングでいくつかの基本動作が組み合わされています。基本動作をシミュレートすることが、あるいはその動作に必要な筋肉を鍛えることが基本エクササイズの目的です。
(CARTEから 2006.11.24)

在宅リハの心構えとして最も大事なものは?
在宅リハの心構えとして最も大事なものは自己責任です。これは、有名な「あおいくま」のスタイルを拝借して、あなどらない、おもいこまない、いそがない、くじけない、まかせない、で言い換えることができます。具体的には;
「あなどらない」きっかけは小さなものです。
・素人の思いつきをあなどらない
・小さな変化をあなどらない
「おもいこまない」問題を解く公式はありません。
・これしかないと思いこまない
・これはだめだと思いこまない
「いそがない」心技体のすべてがそろう時期を待ちます。
・結果を急がない
・結論を急がない 
「くじけない」完全な回復も順調な回復もあり得ません。
・満点でなくてもくじけない 
・後退してもくじけない 
「まかせない」一番勉強すべきも気を遣うべきも本人自身です。
・専門家に任せない
・介助者に任せない 
 
参考までに、ネット上で生息を確認できたあおいくまは;
あ:あせるな、あきらめるな 
お:おこるな 
い:いばるな、急ぐな、いらいらするな  
く:くさるな、悔やむな、くよくよするな 
ま:まけるな 
 
(2007.01.23)

退院後の回復を支援する施設が海外にあるようですが?
アメリカの「PROJECT WALK」と「Sci Step」についてはホームページを確認しています。また、国内でも小樽の右近清氏の集中リハ指導については「せきそんリハビリ連絡会」の「情報の広場」で拝見しましたし、「森照子さんのリハビリの記録」も通読しました。いずれの施設、個人とも接触したことはありませんし、経験者のお話を伺ったこともありません。ご経験のある方の体験談とご意見を是非お聞きしたいと思っています。(2004.01.23)

再生医療、機能的電気刺激、パワードスーツについては?
医学、科学の進歩は否定しません。多くの脊髄損傷者を救う技術がそのうち開発されるでしょう。しかし、過度の期待は禁物です。
再生医療の実用化を強く望みます。しかし、研究の進捗状況と自身の経過時間を考えると、私には間に合いそうにありません。
機能的電気刺激は完全麻痺の方用と理解しているので興味ありません。
パワードスーツについては筑波大学のHALに注目しています。ただ、歩行車での訓練ができるようになった時点でリハビリ用機器としては見ていません。また、毎日の脱着の手間を考えると、頸髄損傷に伴う上肢麻痺の者にとっては、実用的といえるのかどうか。(2006.11.01)



なぜ歩きたいのですか?
身軽になりたいのです。昔から物に縛られるのが嫌いでした。それなのに今ではホイスト、車いす、スロープ、大型1BOX車、車載リフト、シャワーチェアがないと日常生活が送れません。起立、歩行、着座ができればどれもいらなくなります。歩行のために杖や歩行器を使ったとしても車いすよりは身軽です。歩けるということは、トイレの便座に座って排泄できる、浴室で腰の裏まで洗える、彼女が運転する普通車の助手席に座ってドライブできる、タクシーに乗れる、泊まりがけで出かけられる、ということです。(2006.11.01)

T@KCの身体的特徴は?
高位頸髄損傷です。2002年の夏に受傷しました。現在、右手はキーボード操作が可能です。左手は机の上のトラックボールを操作できます。両脚は自分の意志で曲げたり、伸ばしたりすることができます。上肢下肢ともに左側の動きが鈍いです。受傷部位以下の感覚はありません。(2004.01.23)
割と早い時期に左手でのタイピングを会得しました。現在、右手でのマウス操作が可能です。(2005.12.22)

T@KCの暮らしは?
昼間は電動チルト機能付き電動車椅子に乗っています。ベッド〜車椅子間の移乗はリフターを使います。(2004.01.23)

T@KCへのメディカルケアは?
救急病院で人工呼吸器を離脱しました。在宅では、定期的に、リハ科で排痰と痛み止めの処方、泌尿器科でカテーテルの交換と排便の処方です。(2004.01.23)
2005年4月に痛み止めの服用を止め、12月に排痰薬の服用を止めました。現在、朝夕食後のマグラック(酸化マグネシウム系)だけです。(2005.12.22)

T@KCのリハビリは?
リハビリ病院では、チルトテーブルによる起き上がりを経験しましたが、立位訓練も歩行訓練もやっていません。在宅では、毎週1時間PTによるストレッチと上肢機能の改善に向けたエクササイズ、毎週1時間OTによるストレッチと下肢及び体幹機能の向上に向けたエクササイズ、毎週1時間鍼灸治療です。このほかに、気が向けば、低周波治療器と市販のお灸を使っています。(2004.01.23)
毎日、ハーネスとリフターを使った立ち稽古を30分行おうとしています。毎晩就寝前、四肢のストレッチを15分してもらいます。週に2回、訪問PTで歩行訓練とストレッチをします。2週に1回、鍼灸治療をしてもらいます。4週に1回、通院OTで自力移乗に向けた練習をしています。(2005.12.2)
2006春の診療報酬改定に伴い、通院リハを続けるには、4月1日起算の180日にあたる9月27日までに医師のオーダーが必要となりました。向こう6ヶ月のOTについての許可をいただき、「車いす〜助手席間のトランスをひとりで」という目標を設定しました。3ヶ月後に中間報告、6ヶ月後に評価の予定です。(2006.11.01)

T@KCのバックは?
いかなる団体、企業とも関係ありません。医療、福祉、スポーツの関係者ではありませんし、なじみのアドバイザーもいません。在宅にて、インターネットを中心としたマスメディアから得た情報だけが頼りです。(2004.01.23)

手足がいくらかでも動かせるようになるまでには何を?
ICUに入っている時からPTとOTがついて下さいました。彼らが私の身体を動かして下さるのに合わせて、その部位を動かそうと意識しました。そのため、動きに合わせて号令をかけていただけるよう私からお願いしました。一人で寝ているときも動かそうと意識をしていました。HP「奇跡を体験」の「10.装具に縛られて」が参考になります。(2004.01.23)
height

車いす

ハンドル最後部 

 84

アームレスト   63
膝横フレーム   52

ロホ座面 

45 

座面 

 42

車いすの幅66cm
車いすの前後(乗員のつま先〜介助者の背面)140cm

ベッド 
手すり立位max.   107
手すり立位min.   71
手すり倒位min.   40
 
リビング椅子
背(天端)   103
背(3段)    76

OT室
廊下手すり    80
リハベッドmax.   80
椅子背   74

車内
天井   137
助手席の肩   95
2列目座面  39
床吹き出し   3

電動車いす 
座面   54

歩行器 

六輪max. 

 124

六輪(裸足) 

 116

2輪2脚max.   101
4脚max.   92

六輪min. 

 90


執務室
棚   78
プリンター台   70
丸椅子   44



 

Tensegrity





 

 
(Miami Project)

  
 

 
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