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2004年5月の気付きと工夫の記録です。

稽古日記  5:ベッドの手すりを持って立ち訓練
18:寝返り  
25:骨密度測定の結果
26:H嬢からのメール「昨夜の夢です。」  
外部情報  20:Your Own Recovery Program(英文)
28:SIT TALL STAND TALL



稽古日記

1日
散髪やその他の雑事で一日が暮れた。鍛錬はなし。

2日
四つん這いを試した。ハーネスで吊られて、リフターを下げる。足を着いて、膝を折って、正座をする。更にリフターを下げて両手を床に着ける。右手は少し前方に移せるが、左手は膝の横から動かせない。尻も浮かせられない。反省点は二つ。尻を浮かせて上体を前に大きく移動出来るように、リフターのレールの方向を向くこと。もう一つは、腹の下に入れるボールを用意すること。この日は、立ち訓練を30分。

3日
車椅子からの立ち上がりを試す。ベッドに向き手すりを右手でつかむ。左手は届かない。足を太腿の下まで動かし、十分に前傾し、踏ん張る。足は震えるほど力が入っているが尻は上がらない。この日は、立ち訓練を40分。

4日
50分の立ち訓練を目指す。理由は5月だから。4月は40分、5月は50分。椅子の位置をいつもの柱横から90度回転させ窓側に置いた。窓を向いた私の両肩を結ぶ線がリフターのレールの方向と一致する。すなわち、立位での左右の動きが容易になり不安定になる。50分間立ったり下がったりしていた。

5日
テレビで二分脊椎症の少女を観た。車椅子レースで優勝していたが、歩けることに驚いた。幼いときのビデオでも踊っていたからそういうものなのだろう。ただ、父親が毎日の鍛錬を課しているらしい。スクワット、起き上がり腹筋、階段昇降はテレビで観たがメニューは分からない。障害者が毎日鍛錬することの大変さを父親は強調していた。家人の手を煩わせるという点で理解出来る。
この日はベッドの手すりを持って立ち訓練をした。椅子を用意する手間が省ける。ベッドを上下することで手すりの高さも変えられる。この日は40分。

5月6日
5連休が明けた。連休前には、マット運動をしっかりやって四つん這いができるようになりたいと思っていたがそうもいかなかった。

5月7日
昨晩も5日と同様にベッドの手すりを持って立ち訓練を行った。彼女がハーネス装着に手間取らなくなり、私も30分以上の一人稽古が可能となっている。夕食後の彼女が後片づけをしている時間帯を選ぶことと、ベッドを向くすなわちテレビを観ながら行うことで、立ち訓練を毎日行う条件が整った。毎日行うと決めれば夕食時にビールも飲まない。バスルームを使わない金曜日だけは安息日にしようと彼女と決めている。
夕食後の立ち訓練に不安もある。鍼灸のO先生は、運動は午前中に、と仰っていた。寝る前の身体は疲れの抜けた状態にあるべきとのことである。昨晩40分の訓練の後は吐き気とめまいを経験した。
立ち訓練の次の日の朝は前腕と脚前面に凝りのような痺れを感じていたが最近はない。立ち訓練に費やす時間、スクワットの回数、スクワットのストロークを増していきたい。椅子から立ち上がる目的のためには、ストロークの増大が目標となる。

5月18日
3週間ぶりのOTだった。最近は自宅での毎日の立ち訓練が可能になったので、スタンディングフレームは遠慮した。入念なストレッチの後、側臥位で肩を触ってもらった。その際、仰向けの状態で両膝を立てる。両膝を左に倒すのと同時に、首を上げ右肩を左に回す。左向きの寝返りは一人で出来た。自宅のエアマットよりも病院の固い台の方がやりやすい。右向きの寝返りも一人で出来た。I先生が起き上がりへの挑戦を勧めて下さる。両足をベッドの下に下ろす。これはできる。右腕を伸ばして上体を起こす。これはできない。両足を下ろすのと同時にその反動を利用するのか、腹筋を鍛えるのか、腕を伸ばす三頭筋を鍛えるのか。I先生に助けられて端座位をとる。両腕のプッシュアップと両脚の踏ん張りを利用した端座位からの横移動への挑戦をI先生が勧めて下さる。尻が上がらずこれもできない。

5月20日
昨日1日寝ていたので、今日は調子がよい。13日以来の熱も収まり、気力も充実している。寝込むのは良くない。物理的にエクササイズができないだけでなく、気持ちが沈むと、建設的な考え方ができなくなる。

5月25日
9週間ぶりのリハ科受診だった。前回受診時に行った骨密度測定の結果をY先生から伺った。腰椎正面の値は同年代平均値の105%。これに対し、右大腿骨頸部は91%、左大腿骨頸部は81%。よく座っているから腰は大丈夫、立ち方が足りないから大腿骨は低下、弱い方の左がデータも小さい、という納得出来る結果だ。左大腿骨の値のみ黄信号であるが、それにしてもY先生も予想外の良好さとのこと。カルシウムをたくさん摂って、日光浴をして、という気楽なアドバイスもいただく。
とうとう、Y先生から、OTは月に1回と通告された。素直に従うつもり。自宅の鍛錬で回復してみせるという気持ちもある。自力でウォーカーや杖にたどりついて、装具申請の意見書を書いてもらうのもおもしろい。

5月26日
今朝二日ぶりにメールをチェックすると、H嬢から初めてのメールが届いていた。「昨夜の夢です。」というタイトルに心当たりはない。読んでみると、私が歩いている夢をみたという内容。驚いて、本当にうれしかった。自分にとって歩くことは必然であると確信しているから、あるいは確信しているけど、他人の言葉はありがたい。


 
外部情報

5月20日
Janisallen 10-16-02によれば、本人はtherapistだが、floor exerciseが最も有効らしい。それも1日に2時間以上。
As a therapist, I'm a big believer in neurodevelopmental sequence, i.e. you must crawl before you can walk. So I send all our patients home to roll around on the floor and start crawling. I don't know how this would work for someone who has not had any nerve stimulation, but I do know it helps tremendously with our patients.
とのこと。四つん這いはPWでも行われている。
Paul Nussbaum 06-04-03によれば、
Shortly after I arrived home from the hospital, I decided that I would get down on the floor and try to start crawling; thinking that this is how babies begin and perhaps I could retrain my nerves in a similar sort of way.
とのこと。赤ちゃんの時の学習方法をまねるということ。
Chris Chappell 10-12-02の立てたスレッドYour Own Recovery Programに上の2つのメッセージは寄せられている。彼自身のプログラムは;→和訳2006.01.04(追記2006.12.04)
I see a need for strength training of the entire body. I also see a need for balance and stabilization training as well as coordination. And lastly I see a need for a gait training apparatus to help with patterning.
To tackle the strength training issue (different for quads vs. paras) I need to work on my upper body as well as my lower body. A couple of ways / suggestions to accomplish this - at least for upperbody. A) join a local gym and figure it out as you go, maybe with the help of a personal trainer. B) Weights and equipment in your home. There are too many options to mention but you can aquire it at garage sales, fitness stores, internet, classifieds, infomercials etc. C) Specific equipment such as an Uppertone for quads (insurance reimbursement is possible) available at www.gpk.com
Lower body. Much trickier for strength training. A) The obvious choice and ultimate piece of equipment is an FES bike available throughwww.electrologic.com Being as expensive as it is maybe searching for a local clinic or hospital who may have one might be more cost effective. B) Personal training with weights / gym equipment. Load bearing (muscle, not joint) exercise with assistance. C) Pool therapy. Again with assistance.
Balance, stabilization, etc.. A)I use floor exercises on awww.bosu.com which include trunk control, abdominal strengthening / use. Also back extensions, bridging, side to side motion, etc. B) Hire a personal trainer to help teach you with what you have available. C) Join the gym and hire a trainer until you learn what you can do on your own.
Gait training, patterning. This is very individual. (Members like Debbie7 have done an awesome job in creating their own systems. Read her thread.) A) You could try a home based litegait system available atwww.litegait.com and hire assistants to help 'gait' you over a treadmill. B) If you live in Chicago or Alabama I would check out the lokomat (sorry, no link) and the autoambulator (www.healthsouth.com - keyword autoambulator). C) An elliptical trainer (www.fitnessquest.com) or 'natural runner' machine available atwww.startrac.com (Again, check Deb's thread for equipment/harnesses.) combined with a hoist (simplistic,www.grainger.com keyword - electric winches) or the industry standard Guldmann @www.guldmann.com
Ok, enough information to chew on. And obviously, depending upon your level of injury and function, the variations on the suggested above change from person to person.
In summary, personally I'd like my program to consist of the uppertone (www.gpk.com) the FES (www.electrologic.com), the balance ball (www.bosu.com) and a 'natural runner' setup (www.startrac.com) with a guldmann lift (www.guldmann). Three hours a day every day. Sprinkle in some e-stim for my hands and (I wish) some pool therapy and I believe I will be well on the road towards recovery.

5月28日
ユタ州にあるSIT TALL STAND TALL のサイトをチェックした。1983年以来300人を超えるSCI者が利用しているとのこと。元来アスレチックジムから始まっているだけに、本人のやる気とハードトレーニングを信条としている。不全麻痺の者が自宅で一人稽古をする際、PWやSSよりも参考になるかもしれない。
立つことを考える前にちゃんと座れるようになること。そこでは、C6でも日々の訓練にあたり、車椅子から床におり、四つん這いをし、起き上がり腹筋をこなし、エクササイズマシンに上り下りしている。座ることができてから立つことを考える。C6の場合、膝でバランスをとることと膝で歩くことを学ぶ。次に下肢装具をつけて立つ。平行棒の中で、棒をつかんで、棒を放して、ウェイトトレーニングをしながら、と進んでいく。最終的に、歩くことを目指しているが、ウォーカーや杖を使わない歩行であり、車椅子からの脱出を言っている。
TODAY‘S WARRIORSのページには利用者の手記と訓練風景の動画がある。KEVINはC5-6で運転出来る程度であるが、車椅子から床に降りて四つん這いをしている。これができて、さらに椅子に戻れれば、自宅室内で車椅子が不要になる。これは早めに会得したい。CHRISTOPHER(T1-11)のWALKING WITH HANDSは初めて観た。足裏と手のひらを床に着ける四足歩行であるが、下肢装具装着での歩行には有効と思える。

5月31日
SIT TALL STAND TALLのサイトのチェックを続けた。TODAY‘S WARRIORSのページ。MIKE(T12)のCRAB WALKはCHRISTOPHER(T1-11)のWALKING WITH HANDSの膝を曲げるバージョン。四つん這いの後に会得したい。

   

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