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2005年5月の気付きと工夫の記録です。

稽古日記  17:歩行器SRCウォーカー
31:馬蹄型固定タイプの歩行器でハーネス、AFO     
外部情報  12:身体力学研究会、稽古の心構え
25:ホップステップ(6輪仕様) :SM-40
26:Shaunの移乗ビデオ



稽古日記

5月10日(火)
歩行器を入手しようと思う。室内用と割り切っているが、できれば浴室とトイレにもいける可能性を残したい。リビングから廊下までに難所はひとつだけ、その幅は60cmでぎりぎり。置き場所のことを考えると折りたためるタイプになる。OTでお試ししたものも含めていくつか比較検討した。
  アルコー アルコー アルコー ペーサーゲート SRCウォーカー パラマウントKA-381
  DX 1 1S Lサイズ LL  
前腕サポート調整高 85-120 89-115 86-106 81-119 M:61-86 76-118 L:65-98 87-112
本体の幅60 58 55 51.5 70 80 65
本体の長さ 64 66 58.5 97 93 92.4
胴サポート調節幅 42.5 39   15-41 30  
折り畳み      
価格 60,000 53,000 53,000 325,000 109,000 48,000

アルコーシリーズが有力だ。星光医療器のHPからパンフレットの送付をお願いした。

5月13日(金)
昨日から机の上に秒針付き時計を置いている。エクササイズの励みになる。片脚レッグエクステンションを60秒は持続できる。このとき上半身ががちがちになっている。
不要な力は抜く。歯を食いしばったりしない。

5月17日(火)
OTでSRCウォーカーを試した。サドルの位置を決めるとアームレストの高さが106cmになってしまう。これでは低い。肘をテーブルに着けると大きく前傾してしまう。本来前傾して使用するタイプではあるが、それは常時サドルに座ることを意味する。先生には申し訳ないけどこれは違いますね、ということですぐに中止した。

サドルは高く、テーブルは低い。まっすぐ立つこともできなかった。体幹サポートが却って邪魔したのかもしれない。


収穫はアームレストの高さが106cmでは低いということ。この時点でアルコー1Sは候補から消える。ちなみにベッドの手すりはmax.107cm、リビングの椅子の背もたれは103cm。次回以降は通常の馬蹄形にサドルをぶら下げるタイプを試すことにした。別売りサドルは専用でなくとも使えるのではないかという話をした。ベルトでもハーネスでもアームレストに通して股間に回せれば用をなす。ただしすべてが自己責任ではあるが。
PTにおけるトレッドミルも3回目なのでセッティングは手慣れてきた。本日の記録は6+1+9+2の18m。6mは免荷ほとんどなしM先生の介助有り。疲れる前にロールのサイズを大きくすることを提案して、トレッドミルを止めてもらう。ロールを大きくして立ち位置を後にずらす。ここでかなり免荷された。歩いてみたがあまりにも調子悪いので1mで中止して、ロールを元のサイズに戻す。9mは免荷有り介助有りだが左足を前に出すことができない。見かねた彼女が左足を手で運んでくれたが、こんな訓練で為になるのかと思った 、と後で聞いた。最後の2mは免荷あり介助無し。上体が左右に振れすぎている感じがした。
次回のPTは31日。速度を2倍にしてみる。リズムは今のままでは遅すぎると感じているから。免荷ほとんどなし介助なしで10mをめざす。後半は疲れてしまうので最初に達成したい。ハーネス、テラピマスター、トレッドミル、ロールのセッティングさえ上手くいけば可能だろう。
病院の廊下で左麻痺と思われる患者が馬蹄形歩行器を使って歩いていた。腰の高さのアームレストを指先で押しているから、常時の免荷は期待していない。運足方法を観察した。右足を前に出す、腰を前に出して右足に体重を乗せる、その勢いのまま右脚が伸びる(踵が浮く)、腰が上がる、左足を前に振り出す。右半身が健常であればもちろん可能だろう。イメージとして参考になる。せっかくトレッドミルを使っているのだから前後の体重移動を意識したい。
左足が前に出ない理由と対策ばかり考えていたが、右足を前に出せる理屈の整理も重要だ。
午後は自宅ベッドで静養した。すでに大腿四頭筋の疲労を痺れとして実感する。日々の訓練もこのくらいハードにやる必要がある。週3日の休息日も止めて毎日立つ。足踏みをする。特に左足の引き上げを意識する。

5月31日(火)
OTは病院の馬蹄型固定タイプの歩行器でハーネスの具合を試した。歩行器はアームレスト高さ113、内々幅40、外外幅53、グリップ無し、4輪自在輪。装着したハーネスのベルトをアームレストに縄で縛り付けることで固定した。この固定をワンタッチでできる工夫が必要。自分の身体で落下テストを行い崩落回避のセーフティとなることを確認した。歩いてみた。かなり調子良いとサポートして下さるI先生も評価して下さった。サドルよりも歩きやすいかもしれない。しばらく使っているとハーネスが緩むおそれがある。しゃがみこみが深すぎると立ち上がれない。前傾して顎が前腕につくと上体を起こすのが困難になる。I先生に前腕だけでの完全免荷を試して頂いた。肘を直角にして顔を上げて免荷するには大胸筋を使うとのこと。

基本ができていない。軸足である右脚が伸びきっていない。重心が軸足より後に残っている。自立から上手くできていなかった。この2週間自宅での立ち稽古がほとんどできない状態だったから。
アームレスト高113では低いのかもしれない。グリップも欲しい。


PTは記録測定どころではない惨憺たる結果だった。足下をいつものリハビリシューズでなくサンダルにしたがこのソールの摩擦が大きすぎる。右足すら一歩も前に出せない。サンダルを脱いでAFOをお借りした。爪先がオープンなので装着できる。足を前に出せるようようにはなった。しかし上手くいかない。直立できない。右脚よりも左脚が長くなったかのように腰が右に流れる。ハーネスもテラピマスターも若干左右非対称だったが、自立できない理由にはならない。それにしても、他人がスタンスも含め左右対称を重視しないことに合点がいかない。


トレッドミルを降りたところでリハ部長のI先生とお話しした。トレッドミルとロボットスーツを組み合わせたプロジェクトがあるらしい。どんな形でも参加したいことを表明した。




 
外部情報

5月12日(木)
身体力学研究会のHPをみて久々に熱くなった。技術的にはよく分からないが、稽古の心構えを思い出した。

つまり、考え方一つでどうにでもなるということをお話したかっただけで、どんなに無理だと思っても角度を変えると全く別の面が見えていくるということで、諦めずに考え続けるという事が如何に大事か、という事です。
しかし、普通の人はその逆、自分が駄目だとか、どうして出来ないかといった事は喜んで、嬉々として証明したがります。決してそれはやってはいけません。
どんなに出来なくても、無理だと思っても、諦めないで、自分が駄目な事も、どんなに条件的に恵まれていなくとも、それらは全く無視するのです。そうして今、目の前にある事を考え続けるのです。
人は動かさないと動かない。しかし、表の力だと拮抗してしまう。佐川先生の写真を見ると、相手は腑抜け(力を抜かれている状態と違う)ではない。ではどうするか? 相手を軽く押すと復元力が働かない。しかし、この状態で押す、又は引くことが出来るのか? この力で押すとやはり止まるが・・・。ひょっとしてこれは途中で表の力が働くのでは・・・。ではどうするとずっと裏の力を出し続けられるのか? こういった考え方をするのです。
自分が駄目な事など死ぬ寸前に考えたって遅くはないのです。生きている間は目先の、ほんの目先のどうすればこの問題を解決できるのかといった事に神経を集中するのです。
考え続ける。これが脳の思考パターンを変えてくれるようです。考え続けると今まで出来なかった事が突然出来たりするのです。何度も何度も角度を変えたり、考え方を変えたり、試したりして決して諦めない。その決して諦めない何かが脳に別の力をくれるようです。その力は答えが分からなくても個人の能力を超えさせるようです。考え続けた事によって、答えが分からなくても別の力が働くようになって今まで出来なかった事が出来るようになることがあります。これが考え続けていると突然できるようになる ということです。途中で諦めたり、別のことを考えたりするとその持続力が働かないので突然出来るという事がないようです。

他ページでも書いていますように、合気のことを考えながら何度も何度も稽古している内に、ある日突然、何かが出来る日があります。それを絶対に逃さない。見つける。流さないという事が最重要になります。感性で引っかかる。逃さない。つまり反復練習は絶対にいけないということになります。
何も考えないでただいわれたことを反復練習していても絶対に何も見えてきません。いや寧ろ何度も見えているはずなのに、感性を無視しているばかりに何かが通り過ぎても気が付かないだけになっているのだと思います。

ですから第一に、何も考えない反復練習ではなく、その都度、考えながら少しの引っかかりでも見逃さない訓練をするといった事が肝心になります。苦しいことをしていても常にどうすればこの状況を打破できるとかといった事を常に考えているかどうかです。
教えられても、それを検証、確認、定着させるのは自分の仕事なのです。それを忘れてはいけません。

力を抜く、それではどうにもならない。と考えるのがスポーツ的な物の考え方です。この技術では力を抜くといえば必要なところ以外の力を抜いて余計な邪魔をさせないと考える のです。
つまり、頭の働き、人に教えられなくとも物が見えてくる、分かる、の基本は此処にあります。本を読んだだけで出来るようになったというのがお分かりいただけるかと思います。

5月25日(水)
OTのI先生が星光医療器にアルコーシリーズについて確認して下さった。
1)DX型に1S型のグリップは取付不可とのこと。
2)DX型にはアルコーストッパーは取付不可とのこと。ただし,出荷時に後輪を固定輪にすることは可能とのこと。
3)基本的にカタログ通りの製品しか供給できないとのこと。
4)全ての機種においてデモ機はなく,代理店やユーザーに買い上げてもらうしかないとのこと。買い上げ後の返品は可能とのこと。
代替案として以下の2つをご呈示頂いた。
ホップステップ(6輪仕様) :SM-40
希望小売価格: \70,000[非課税]
・全幅 : 545〜645mm
・全高 : 860〜1200mm
・全長 : 721mm
・馬蹄内々幅 : 330〜430(6段階)mm
・      奥行 : 425mm
・折りたたみ幅 : 257mm
・重量 : 13.4kg
・材質 : スチール
SM-35(6輪歩行器)のフル装備バージョン(グリップ、ブレーキ付)。車輪を脱着することにより4輪歩行器(SM-30)としても使用可能。株式会社松永製作所
歩行車 :NW-1FX
希望小売価格: \38,000[非課税]
・タイプ : 歩行車
・幅 : 690mm
・奥行 : 450mm
・高さ : 860〜1190mm
・重量 : 8kg
・材質 : スチール
日進医療器株式会社


5月26日(木)
立位保持と歩行の訓練は歩行器という形で前進しているが、立ち上がりの訓練が進んでいない。Shaunの移乗ビデオのスレッドにヒントを求めた。
Shaun:三頭筋の効きは手を頭の上に上げることで確認する。しっかりと保持できる。しかし、移乗の際には肩に頼っている。バランスのために腕はロックしているが。
Deadeye:三頭筋は効かない。肩の筋肉を使って移乗する。手をついて腕をねじれば肘をロックできる。三頭筋は必要ない。それからバランスをとりつつ傾いて尻を上げ左右に移乗する。腕と肩をねじることで三頭筋なしでも腕を上げることができる
Cris:最も重要なことは頭をひょいと下げることダッキング。これで重心を変えられる。頭が下がり尻が上がる。これしかない。タイミングが決め手 。頭を下げて尻を放るリズムと確信を得るまで移乗は難しい。私は何度も床に顔をぶつけた。
Deadeye:端座位でプッシュアップを練習しろ。移乗を始める前にプッシュアップができることが重要。何よりもバランスが改善される。
Shaun:私も何度も鼻から落ちた。2年掛かった。1,2週でできるはずがない。辛い、退屈な練習に耐えるしかない。


   

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STAND 

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