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鍛錬CARTE  仰臥位BED  座位CHAIR  伏臥位MAT  立位STAND  歩行WALK 
   

2008年6月の気付きと工夫の記録です。

稽古日記     6:左人差し指タイピング、左腕伸筋の緊張を持続、アームレストプッシュ毎時  
8:足踏み(足裏を浮かす)、大腰筋によって引き上げられる股関節
10:大腰筋を常時緊張、背中がアーチ、膝軸周りのバランス
18:立ち稽古でステップウェルIIを用いた段差昇降開始
21:谷向き横支持の降り方ORIKATA
30:Goal & Target(ページGOAL)を終了
外部情報  13:股関節、腸腰筋、大殿筋、大腿二頭筋のまとめ(051027股関節)(060517股関節の位置、腸腰筋の付き方)
19:伸張反射とSSC



稽古日記

6月1日(日)
11時、SCでBP、中段突き3set。 
15時、立ち稽古30分、体側手すりで足踏み(踵をつけたまま)3set。
21時、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。

6月2日(月)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
昼、PWC、中段突き3set、アームレストプッシュ3set。
夕、PWC、中段突き3set、アームレストプッシュ3set。
梅雨寒。シャワー後に油断して身体が冷え切った。救急車を呼んだ日を思い出した。これは危うい。電気毛布で暖める。

6月3日(火)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
昼、PWC、中段突き3set、アームレストプッシュ3set。
夕、PWC、中段突き3set、アームレストプッシュ3set。
シャワー後電気毛布で暖めているのに肩背腰が痛い。夕食後温熱パッドを併用してやっと肩背腰が緩んだ。
22時、立ち稽古のためにハーネスを掛けたが右こめかみに偏頭痛。中止。やる気満々だったので、これは焦る。


6月4日(水)
首肩背腰が痛く、お休み。
10時半、鍼灸の往診で首肩背腰を緩めていただく。足首までの足湯と肘までの腕湯を勧められる。
電気毛布で暖めているのに、再び首肩背腰が痛い。右目の奥はまだ痛い。
15時、立ち稽古15分、ムートンブーツを履いてスクワット70回。
肩背腰の痛みが軽くなった。運動不足、稽古不足なのか。
頭と首はまだ痛い。彼女の読みでは、頭痛の原因は右奥歯の虫歯、首が痛むのは目の疲れ。
16時、SCでBP、中段突き3set。

6月5日(木)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
昼、PWC、中段突き3set、アームレストプッシュ3set。
夕、PWC、中段突き3set、アームレストプッシュ3set。
昼休みに1時間、寒い思い。夕方、くしゃみと寒気。シャワー無し、薬を飲んで早寝。

6月6日(金)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
昼、PWC、中段突き3set、アームレストプッシュ3set。
夕、PWC、中段突き3set、アームレストプッシュ3set。

肩背腰が痛いのは今週の梅雨寒のせいだが、首筋の痛みはそれ以前にあった。左脇の大きな開き(071127)も弱まり、左腕の外旋も強まっている。左手タイピングを高く遠く(080428)した頃までは順調だった。「左手タイピングに親指を使う。タイピング時間が延びて、肩と背は鍛えられた(080522)」からおかしくなったか。親指を使うとき、手首は掌屈し、肘は曲がり、脇は閉じ(肘は下がり)、首筋で肩を引き上げている。これではいけない。手首を背屈し、肘を伸ばし、脇を開く(肘を上げる)ために、左手タイピングを人差し指に戻す。左人差し指タイピングのために左腕伸筋の緊張を持続させたい。アームレストプッシュが腕伸筋の緊張に有効であることは確認しているので、これを毎時に行いたい。具体的には、PWCでのエクササイズ「中段突き、アームレストプッシュ」を現行の昼夕3setずつから、9時台−15時台の1setずつと16時台の3setとする。来週9日(月)から、9-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*7+3set。


6月7日(土)
11時、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
立ち稽古不足、緊張も高いが、彼女手作りの段差(90*30)の2cmアップを頼む。彼女は先週のままの段差を勧めたが、成功したことをなぞるだけでは達成感も収穫もない。
11時半、訪問PT。車いすへ。リハシューズを履く。
訪問PT  段差     ベッド手すり(91..5+段差分)、ロフストランド91..5 
目標 13cm  往路>右:ベッド手すり、左:ロフストランド+U氏
復路>右:ロフストランド+U氏、左:ベッド手すり
実績  13cm  往路>左にU氏。右足の土踏まずまで乗せるのが2回。ここから伸び上がれない。
復路>なし 
起立に手間取るのも、立位で後に引かれるのも稽古不足。達成感はないが収穫はあった。
上りのポイント(0527)を見直す;
上りのポイント(0527)

右手すり左ロフストランドの場合 

左足重心  左つま先一杯、左ロフストランドを床に突く、右手すりは段上体側を握る、右足を上前に振り上げる
重心移動  段上で曲げた右脚に乗り切る、左ロフストランドを段上に突く 
右足重心  頭の位置でバランスをコントロールしつつ、前上に伸び上がる 

「右足を上前に振り上げる」のが上手くいかないのは運動の細分化が不十分なのか。平面歩行の運足との比較で考える。
  往路
U氏の密着度が高い。(080419) 

右足を前進させている途中。
後にあった右足を膝を曲げることで浮かせ、骨盤を回転させることで、後にあった右股関節を前進させる。骨盤の前傾後傾は行わない。この後膝を伸ばして着地した右足に瞬時に重心を移すので、右股関節の近くに(真下に)右足を下ろす。(080607)
正解のイメージは;
「右足を上前に振り上げる」の前後で左股関節と左足の位置は変わらず、左足重心のまま。一方。右脚は大きく動く。右股関節の真下にあった大腿部が水平に引き上げられ、脱力した膝の真下に下腿部と右足が位置する。さらに、骨盤を回転させることで、後にあった右股関節を前進する。

「右大腿部の引き上げ、右股関節の前進」とする。
上りのポイント(0607)

右手すり左ロフストランドの場合 

左足重心  左つま先一杯、左ロフストランドを床に突く、右手すりは段上体側を握る、右大腿部の引き上げ、右股関節の前進
重心移動  段上で曲げた右脚に乗り切る、左ロフストランドを段上に突く 
右足重心  頭の位置でバランスをコントロールしつつ、前上に伸び上がる 

6月8日(日)
11時、リハシューズを履いて立ち稽古40分
体側手すりで足踏み(踵を浮かす)40回。
左手すり右ロフストランドで足上げ。
右足の土踏まずまで乗せるのが精一杯だが、「右大腿部の引き上げ、右股関節の前進」は有効と感じる。それには大腰筋の強化が急務。
左手すり右ロフストランドで足踏み(踵を浮かす)を3set。
立脚の踵を強く踏み遊脚の踵を上げたが、つま先をずっと着けたままでは完全な片足重心になっていない。足踏み(足裏を浮かす)があり得るだろうか。股関節が大腰筋によって引き上げられるとすれば、大腰筋の鍛錬にもなる。

「能に学ぶ身体技法、ロルフィング」(2006.06.09) 
片足立ちでは軸が不安定になりますが、骨盤から伸びた内転筋が軸になることによって軸が安定し、骨盤や背骨の安定を生み出すことができます。それによって大腰筋も背骨から安定してぶら下がることができ、片足立ちの状態でも大腰筋を十分に使うことができます。片足立ちの状態で大腰筋を使うには、軸足を安定させることを最初に行います。p73 
深層筋を活性化させるのに最も重要で最も適した身体技法が能のすり足です。上虚下実の立ち方から足裏をすって一歩を踏み出す。このときに大腰筋を使えていれば上体が左右に揺れません。安定した上半身を保ったまま一歩をすり出すためには足裏よりも股関節を意識します。股関節が大腰筋によってほんの少し引き上げられるのをイメージします。p114 

STANDでのエクササイズ「その場足踏み」  
  1)両足をそろえて立ちます。
2)右の脚を伸ばしたまま上に引き上げます。腰に力が入ります(力を感じた部分が腰方形筋です)。同時に骨盤が上がるのを感じてください。この状態を5秒間維持し、ゆっくりと下ろします。
 


14時、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
片膝引き寄せの意識を変えた。大腰筋を自覚し、それを追い込んでいることを確認する。「片膝引き寄せのストロークを大きくした(080505)、これが段差への足上げに好影響を与えている(080512)」と思っていたが、膝を曲げていただけ。
膝上げを目指しているのに、見ている彼女によれば、脚上げになっているらしい。
BEDでのエクササイズ「仰臥位−膝上げ」  
  脚上げ
仰向けに寝た状態で、膝を伸ばしたままゆっくりと下肢を上に上げ、下に下ろすやり方です。このとき膝が少しでも曲がっていると内側広筋に十分な力が入りません。
  膝上げ
片脚ずつ膝を曲げ足を上げる。数秒間保持し、ゆっくりと下ろす。

仰臥位片膝立て→膝引き寄せ
大腰筋が目覚めたら大腰筋をイメージして脚を曲げたり、伸ばしたりしてみよう。ももの筋肉や腹筋を使っていないことを確かめながら 、静かにユックリと行う。    

15時、SCでBP、中段突き3set。 

6月9日(月)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*6+1set。
エクササイズの時間に追われている感じで気が楽。

6月10日(火)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*7+3set。
夜、立ち稽古15分。スクワット50回。
クローヌスがきつい。
スクワットの要点「股関節をぐっと引っ込める、絶対に前かがみにならない」と「骨盤を前傾、腰を反る、背中がアーチ、胸を前に」が同じことは理解していた。大腰筋を自覚できるようになってから初めてのスクワットで、大腰筋を常時(下り、停止、上り)緊張させる必要性を知った。
骨盤を後に倒す背中のカールならば上半身の自重でできる。しかし、背中のアーチは、背中を立てようとする背筋の力と、そのカウンターとして腰椎と骨盤を下(前)に引く力がいる。そのために腸骨筋と大腰筋。尻を後ろに引いた状態では、背中がアーチでなければ膝軸周りのバランスをとれない。上下動の動力源は大臀筋だが、大臀筋の常時緊張と大腰筋の常時緊張により膝軸周りのバランスを保っている。
お笑いコンビ流れ星の中腰、和式便器のしゃがみ方、相撲の股割、高校時代に会得した前屈、気になる。 

(080908追記) 

大腰筋:腰椎と大腿骨内側をつなぐもの
(070126)
彼女による起立運動シミュレーション。大腿四頭筋を使わない腰浮かしをすれば、みぞおちと股関節前面(腸骨筋?)を使うらしい。しかし、姿勢変化に反射しての緊張か筋出力のための収縮かはわからない。腹圧を高めるのも有効らしいので、腸骨筋でなく骨盤底筋群を使っているのかもしれない。あるいは腰椎2番からのびる大腰筋か?
(070918)
内側のラインを一本の軸として意識 =膝の間にタオルを挟んで
(071203)
仮説「足腰の粘り強さにはActivation-Sitting1(股関節の高速内旋)」を検証したい。
(071213)
スクワットで伸び上がるときに下腹前部に充実感がある。腹横筋と骨盤底筋群の緊張と考えられる。大臀筋の緊張を感じないのが物足りない。

膝軸周りのモーメントを重視していた頃 

(070109)
上体の動きが前向きから上向きに転じる直前、すなわち尻が浮く直前の姿勢はウェーブの前半2)であろう。骨盤を前傾、背中がアーチ、胸を前に、はすべて同じことをさす。

(070110)
立ち上がる直前のお辞儀=骨盤の前傾、とは仙骨の締めの前動作と言うだけでなく、股関節の伸筋である大臀筋の伸張性反射を誘うものではないか。頭を下げすぎることなく骨盤の前傾を大きくしたい。身体感覚は裏転子。

(070126)
複雑に考えすぎていた
上向きの力は足腰の踏ん張りしかない。
前傾しても胴体の重量が軽くなるわけではない。
背骨直立で足腰を伸ばすと後傾するので、くるぶしの真上に立ち上がれるよう上体を前傾させる。
23日に「20日に「お尻とかかとが近くなっていなければならない」の呪いは解けた」と書いたが、「お尻とかかとが近くなっていなければならない」は正しい。それよりも、膝軸周りのモーメントが呪いだったかもしれない。


6月11日(水)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
昨夜のスクワットの影響か、大腰筋の動きが悪い。
9-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*7+3set。
夜、立ち稽古15分。スクワット50回。

6月12日(木)
5時前から暑い。6時に後頭部をクーリングし、腰まで冷やした。背が痛い。
大雨でもあり、お休み。
12時、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
15時、SCでBP、中段突き3set。

6月13日(金)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*7+3set。

朝、MWC上で、大腰筋を意識し股関節の回転で骨盤を前傾させ、背中のアーチを意識しつつ上体の重心を前進させた。骨盤と背もたれが離れているのは、いつもは後傾している骨盤が立ったから。さらに骨盤を前傾させると、踵が後ろに引かれる。これは、大臀筋とハムストリングスの伸展により、膝裏の腱が引き上げられたためと考える。ここで、踵を強く踏むことで足の移動を拘束すれば大臀筋の伸展を大きくできる。
「大腰筋を常時緊張、背中がアーチ、膝軸周りのバランス(080610)」で大腰筋の重要性を再認識したときから、いくつか考えることがある。立ち上がり方TACHIKATAも見直すことになる。

立ち上がり方TACHIKATA  

get set 

go 

かかとを後に引き
膝をあわせて 
座面上で重心を前に崩し
<膝が爪先よりも前に出ない>
骨盤を前傾させ
腹圧に乗り胸を前に出し
前方を見て
<背中のアーチ>
(アシストする場合は)
前方45°上向きに

仙骨を締める

股関節の伸展
背中のカール
膝関節の伸展 
<get set>
・骨盤を立て踵が後ろに引かれるまでの<骨盤を立て>と、さらに骨盤を前傾させ大臀筋の伸展反射を呼ぶ<大臀筋の伸展>に分ける。
・「腹圧に乗り」は、背筋の無駄な緊張を避けつつ背中のアーチを形成するために重要な感覚と考える。さらに、起立するまで背中のアーチ(骨盤の前傾)を保つために、胸部以上の自重を重しに使いたい。
・「座面上で重心を前に崩し」とは「骨盤を前傾させ」のこと。
・「胸を前に出し、前方を見て」とは<背中のアーチ>のこと。
<go>
・大腰筋を常時緊張、背中がアーチなので、「背中のカール」を削除。大臀筋の力は、骨盤を後ろに引くのに使うのでなく、大腿骨を立てるのに使う。
・「膝関節の伸展」は意識はしない。
 立ち上がり方TACHIKATA<背中のアーチ> (080613)

1.骨盤を立て

2.大臀筋の伸展

3.大臀筋の収縮

手すりに近づきすぎず
骨盤を立て
かかとを後に引き
(膝と爪先が揃う) 
かかとを踏み
膝をあわせ 
腹圧に乗り
骨盤を前傾させ
骨盤を前傾させたまま
仙骨を締める
股関節の伸展
(アシストは、前方45°上向きに)

6月14日(土)
11時、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
11時半、訪問PT。車いすへ。リハシューズを履く。大腰筋を意識し始めてから初めての起立と段差越え。
訪問PT  段差     ベッド手すり(91..5+段差分)、ロフストランド91..5 
目標 15cm  往路>右:ベッド手すり、左:ロフストランド+U氏
復路>右:ロフストランド+U氏、左:ベッド手すり
実績  13cm  往路>左にU氏。うまく乗り越えられた。ベッド手すりの+段差分を忘れていた。
復路>なし 
     
「右大腿部の引き上げ」は有効、「右股関節の前進」は意識しない  両股関節を右足の上に移動させるので左かかとが右に流れる。膝はつま先よりも前に出て大腿四頭筋主導で伸び上がる。  ベッド手すりの+段差分を忘れていた。 

上りのポイント(0607)を見直す;
上りのポイント(0607)

右手すり左ロフストランドの場合 

左足重心  左つま先一杯、左ロフストランドを床に突く、右手すりは段上体側を握る、右大腿部の引き上げ、右股関節の前進
重心移動  段上で曲げた右脚に乗り切る、左ロフストランドを段上に突く 
右足重心  頭の位置でバランスをコントロールしつつ、前上に伸び上がる 

昇り方NOBORIKATA<右手すり左ロフストランド>(0614)

1.左足重心

2.重心移動

3.右足重心

左つま先一杯
左ロフストランドを床に突く
右手すりは段上体側を握る
右大腿部の引き上げ
段上で曲げた右脚に乗り切る
左ロフストランドを段上に突く
頭の位置でバランスをとりつつ
前上に伸び上がる

下りのポイント(0531)を見直す;
下りのポイント(0531) 

 右手すり左ロフストランドの場合

on your marks  右足の前半分を段上からはみ出す
get set  左ロフストランドを床に突く 
go  左足を床に落とすと同時に左脚に乗り切る、右足を床に下ろす

下り方ORIKATA<右手すり左ロフストランド>(0614) 

1.右足重心

2.左足重心

右足の前半分を段上からはみ出す
左ロフストランドを床に突く
左足を床に落とすと同時に左脚に乗り切る
右足を床に下ろす

段差越えの前と後で起立を試した。1回目は膝が前に出すぎて膝崩れした。骨盤の前傾で足が下がりすぎたか。かかとを踏み足の動きを止めることが大事。大腿四頭筋の強化も重要。

6月15日(日)
8時、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
11時、SCでBP、中段突き3set。 
座位エクササイズでは骨盤を立てることを意識する。この時、大腰筋と腸骨筋が合流した腸腰筋の意識が容易。
14時、立ち稽古20分、スクワット36回。
clonusはきついが落馬はしない。腰が右に流れる側湾がきつい。

6月16日(月)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*4+3set。
22時、立ち稽古10分、スクワット21回。
膝軸周りのバランスを考えている。腕で手すりを引き寄せることもない。膝と爪先が揃うことを気にしているが、尻を後に突き出せていないかもしれない。安定しているので深く沈み込める。毎回、股関節の崩落を感じそれを食い止めている意識がある。
骨盤の前傾は意識できるが、背中のアーチはわからない。
黒人リズム感の秘密( 070205)「首を(前に出しているときは、胸と腰はだらしなく脱力しているに過ぎないが、)後ろに引いたとき、胸は前に、腰は後ろに自然に連動している」を思い出した。これは背中のアーチを指している。

6月17日(火)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*6set。

疲れが溜まっている。骨盤を立てることを意識した座位エクササイズか。

6月18日(水)
暑苦しいが両腕が思うように動かない。彼女に助けてもらう。
午前中、お休み。昨日頼んだステップウェルIIが届く。
11時、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
13-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*4set。
22時、立ち稽古15分。
ステップウェルIIを用いた段差昇降。12.5cm、裸足、右リビング椅子背(天端)103 、左ベッド手すり103。右足を載せられるがそこから伸び上がれない。椅子背(天端)は構造的に握られず、右手が安定しない。ハーネスがバランスコントロールを邪魔している気配もある。
スクワット26回。

6月19日(木)
朝、ベッド、片膝引き寄せ1set、無荷重ベンチプレス2set。
9-17、PWC、中段突きとアームレストプッシュ、1*4set。

外部情報<13:股関節、腸腰筋、大殿筋、大腿二頭筋のまとめ(051027股関節)(060517股関節の位置、腸腰筋の付き方)、19:伸張反射とSSC>を見直して目が覚めた。
・腸腰筋はハムストリングの主な拮抗筋
・大腿二頭筋は股関節においては大腿の伸展
・筋組織にエキセントリック(Eccentric=伸張性収縮:外力によって筋、腱が引き伸ばされた状態)な負荷を与えた後、切り換えしをできるだけ早くコンセントリック(Concentric=短縮性収縮:筋、腱が短縮する状態)に行うこと、切り換えしを早くできればできる程爆発的瞬発力を発揮できます。

6月20日(金)
疲れている。頭はクリアなので大丈夫。
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9-17、PWC、アームレストプッシュ、1*4set。
最近、中段突きが有効でない。外して様子を見る。

6月21日(土)
段差昇降の下りについて考える。両手ロフストランドでも使える下り方ORIKATAがいる。
ここでは、足の真上に股関節が位置する直立を基本とする。手すり(ロフストランド)の手の位置を支持と呼ぶ。階上を山、階下を谷、体側を横、足の前を前と呼ぶ。

下り方ORIKATA<右手すり左ロフストランド>(0614) 

1.右足重心

2.左足重心

右足の前半分を段上からはみ出す
左ロフストランドを床に突く

左足を床に落とすと同時に左脚に乗り切る
右足を床に下ろす

現行は、右手すりも前支持で、谷向き前支持である。谷向き前支持の問題点は、前屈位で足を動かしにくいこと、谷足の移動時に谷重心で転落のリスクが高いこと、の2点。
訪問PTではベッド手すり(91.5+段差分)としているが、実用では+段差分は期待できない。多くの手すりが階段状でなく直線状なので、谷向き前支持はグリップの観点からも適当でない。実は、グリップの観点からは、下り方ORIKATAにも山向きが適しており、ステップエクササイズもこうなっている。
とりあえず、谷向き横支持を試したい。

9時、ベッド、無荷重ベンチプレス1set。
10時、SCでBP、中段突き3set。 
11時半、訪問PT。車いすへ。リハシューズを履く。
ステップウェルIIの都合で、先週(080614)の13cmから2cmアップとなる。

訪問PT 

段差    

ベッド手すり(91.5+段差分)、ロフストランド91.5 

目標

15cm 

往路>右:ベッド手すり、左:ロフストランド+U氏
復路>右:ロフストランド+U氏、左:ベッド手すり

実績 

15cm 

往路>左にU氏。段上の右足を前後左右に動かせる。うまく乗り越えられた。
復路>なし  

谷向き横支持の降り方ORIKATAは成功した;

降り方ORIKATA<谷向き横支持、右手すり左ロフストランド>(080621) 

1.右足重心

2.左足重心 

3.直立

両手を横支持
右足の前半分を段上からはみ出す

左足を床に落とすと同時に左脚に乗り切る 

右足を床に下ろす
左ロフストランドを床に突く
右手を体側に

U氏と新人のY氏に確認した。機能が不十分な場合、山向きの降り方をするらしい。

6月22(日)
11時、SCでBP、中段突き3set。 
14時、立ち稽古15分、スクワット30回。
17時、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。

6月23日(月)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9-17、PWC、アームレストプッシュ、1*4set。
22時、立ち稽古10分、スクワット21回。

6月24日(火)
7時半、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9時半、通院OT。
通院OT  起立  歩行  昇降 
目標  左:I先生
右:ロフストランド
左:彼女
右:ロフストランド
階段15cm      
実績 左:I先生
右:彼女
(左右のロフストランドを装着するが使用しない)
左:ロフストランド(弾性包帯で固定)+I先生
右:ロフストランド+彼女

段差15cm
足上げ1回


       
両ロフストランドを段上に突く前支持  つま先しか乗らないので、下ろすことなく修正  踵が1cm出ている。このまま伸び上がるべきだった。  修正に失敗し下ろすことになる。二度と上げられない。 

昇り方NOBORIKATA<右手すり左ロフストランド>(080614)

1.左足重心

2.重心移動

3.右足重心

左つま先一杯
左ロフストランドを床に突く
右手すりは段上体側を握る
右大腿部の引き上げ
段上で曲げた右脚に乗り切る
左ロフストランドを段上に突く
頭の位置でバランスをとりつつ
前上に伸び上がる
前支持の有効性を確認できたので昇り方NOBORIKATAを見直す; 
昇り方NOBORIKATA<右手すり左ロフストランド、前支持>(080624)

1.左足重心

2.重心移動

3.右足重心

左つま先一杯
左ロフストランドを段上に突く
右手すりは段上体側を握る
右大腿部の引き上げ
段上で曲げた右脚に乗り切る
頭の位置でバランスをとりつつ
前上に伸び上がる

歩き方ARUKIKATAも見直す;

立脚への重心移動 

遊脚の振り出し 

骨盤は足の真上に
その足1本で立つつもりで体重を乗せ
仙骨が締まっていて、しっかり「反る」
内転筋が軸になることによって軸足を安定
踵を強く踏む
二軸(なんば、井桁崩し)の動きで
太腿が大腰筋によって引き上げられる
膝の側面が常に「中心面」に触れている
かなり狭い歩幅で

歩き方ARUKIKATA(080624)  

立脚への重心移動 

遊脚の振り出し 

骨盤は足の真上に
内転筋が軸になることによって軸足を安定させ
踵を強く踏む
二軸(なんば、井桁崩し)の動きで
太腿を大腰筋によって引き上げ
かなり狭い歩幅で


11時、リハ科受診。次回は9月。
14時、訪問看護。本日で終了。
16時、SCでBP、中段突き3set。

6月25日(水)
0時、体温38.6度。
一日お休み。

6月26日(木)
一日お休み。
16時、SCでBP、中段突き3set。

6月27日(金)
午前中お休み。
13-17、PWC、アームレストプッシュ、1*2set。


6月28日(土)
10時、SCでBP、中段突き3set。
11時半、訪問PT。ストレッチのみ。次回からは第一、第三土曜日。
13時、鍼灸。次回からは第二、第四土曜日。

6月29日(日)
13時、立ち稽古20分、両手横支持で膝曲げ伸ばし3set。
15時、SCでBP、中段突き3set。 

6月30日(月)
朝、ベッド、片膝引き寄せ3set、無荷重ベンチプレス3set。
9-17、PWC、アームレストプッシュ、1*8set。
18時、S-CarryでBP、中段突き3set。 

7月の通院が無くなったので第12部(080123-080722)の実績評価をする。

Goal & Target    
通院OT  起立  歩行  昇降 
080624  左:I先生
右:ロフストランド 
左:彼女
右:ロフストランド 
階段15cm  
080722
(ゴール) 
左:彼女
右:ロフストランド 
左:彼女
右:ロフストランド  
階段15cm 
実績評価
(080630) 
(080624)左:I先生、右:彼女、(左右のロフストランドを装着するが使用しない)  (080422)左:ロフストランド(弾性包帯で固定)+I先生、右:ロフストランド+彼女、30歩 

(080621)右:ベッド手すり(91.5+段差分)、左:ロフストランド91.5。左にU氏。段差15cmをうまく乗り越えられた。


2008年7月以降医療環境が激変します。そのため、通院OTは毎月から3ヶ月毎に、訪問PTは毎週から2週毎に見直しました。
このことだけが理由ではありませんが、受傷時期の前後の半年を単位にしたGoal設定と毎月の通院OTでチェックするためのTarget設定による進め方が最適ではなくなりました。Goal & Target(ページGOAL)は2008年6月で終了します。    
ページGOALの終了はARUKITAIの停滞を意味するものではありません。
"6年という時間が過ぎれば、小学1年生は中学1年生に、大学1年生は修士になります。"
鍛錬のための鍛錬でなく実用のための鍛錬、何かに熟達した後に得られる果実、そういうものを普通に実感できる生活。そこに向けて加速します。

Memo of this month
・アームレストプッシュ
・伸張反射とSSC:遊脚の振り出し
・段差昇降:後ろ向きの下り、高速バス

筋トレメニュー(080630)    
    10reps  100reps 
臥位  上肢  無荷重ベンチプレス   肩内旋+前腕回内 
  下肢  片膝引き寄せ 
両膝引き寄せ
片足首背屈 
座位  上肢  中段突き
アームレストプッシュ 
手指他動屈伸
  下肢  片膝上げ  足踏み 
股関節内旋+伸展
股関節の高速内旋
立位  下肢  スクワット 
前片脚スクワット
足踏み(足裏を浮かす)
段差昇降
足踏み(踵をつけたまま)
足踏み(踵を浮かす)
膝曲げ伸ばし 

Theme of week   
訪問PT  段差     ベッド手すり(91.5+段差分)、ロフストランド91.5 
0531 11cm  往路>右:ベッド手すり、左:ロフストランド+U氏
復路>右:ロフストランド+U氏、左:ベッド手すり
0607 13cm 

往路>右:ベッド手すり、左:ロフストランド+U氏
復路>右:ロフストランド+U氏、左:ベッド手すり

0614 15cm 

往路>右:ベッド手すり、左:ロフストランド+U氏
復路>右:ロフストランド+U氏、左:ベッド手すり

0621 15cm 

往路>右:ベッド手すり、左:ロフストランド+U氏
復路>右:ロフストランド+U氏、左:ベッド手すり


Goal & Target    
通院OT  起立  歩行  昇降 
080527  左:I先生
右:ロフストランド 
左:I先生
右:ロフストランド
段差15cm  
080624  左:I先生
右:ロフストランド 
左:彼女
右:ロフストランド 
階段15cm  
080722
(ゴール) 
左:彼女
右:ロフストランド 
左:彼女
右:ロフストランド  
階段15cm 

 
height
 
ベッド  手すり立位max.   107
リビング椅子  背(天端)   103
リビング椅子   背(3段)    76
ベッド  手すり立位min.   71
ベッド   手すり倒位min.   40
 

OT室歩行器 

 

 92

OT室廊下手すり      80
OT室リハベッド  max.   80
OT室椅子  背   74

車いす 

ハンドル最後部 

 84

車いす  アームレスト   63
電動車いす  座面   54

車いす 

膝横フレーム   52

車いす

ロホ座面 

  45 

車いす 

座面 

 42

 

六輪歩行車 

アームレストmax. 

 124

六輪歩行車  

アームレスト(裸足) 

 116

六輪歩行車 

アームレストmin. 

 90


執務室  棚   78
執務室  プリンター台   70




外部情報

6月13日(金)
股関節、腸腰筋、大殿筋、大腿二頭筋のまとめ(051027股関節)(060517股関節の位置、腸腰筋の付き方)

股関節の解剖anatomy
 股関節は、腸骨、坐骨、恥骨からなる寛骨の中央に位置する寛骨臼と大腿骨頭から構成されます。正常股関節では、骨頭の2/3が臼の中に包み込まれていることにより、安定性と体重支持において重要な役割を果たしています。
表面解剖
 股関節は他の多くの関節と異なり比較的体の深い位置にあるため、体表面から触れることが出来ません。
皮下に触知できる骨隆起部:
前方 → 上前腸骨棘、腸骨稜、恥骨結合
側方 → 大腿骨大転子
後方 → 上後腸骨棘、尾骨、坐骨結節

 

股関節の生体力学biomechanics
股関節の可動域
 股関節は、ほぼ球形の大腿骨頭と、これを覆う寛骨臼から構成される球関節であり、広い可動域をもつとともに、大きな荷重に耐えうる構造になっています。
股関節にかかる合力
 体重と筋力(外転筋力)の合計が、合力となって股関節に加わります。

両脚立位時:
それぞれの股関節にかかる合力は体重の約1/3です。 

片脚立位、歩行時:
骨盤を平行に保つために強い外転筋(主に中殿筋)力が働き、合力の大きさは体重の約3倍となります。さらに、走ったときや運動時には、この数倍の合力が股関節にかかることになります。 
 
股関節を囲む筋肉
 股関節の各方向への動きを行う、屈筋、伸筋、内転筋、外転筋、外旋筋の5群に分類されます。


  筋名称 支配神経
屈筋 大腰筋、腸骨筋、縫工筋、大腿直筋、恥骨筋 大腿神経
伸筋 大殿筋 下殿神経
  半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋(長頭) 坐骨神経
外転筋  中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋 上殿神経
内転筋 大内転筋、短内転筋、長内転筋、薄筋、外閉鎖筋 閉鎖神経
外旋筋 梨状筋、内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋 仙骨神経筋枝
内旋筋 (内旋作用のみを持つ筋はなく、外旋筋以外は内旋作用を持つ。特に、外転筋の作用が大きい。)  


 

<股関節前方の筋群>

<股関節後方の筋群>


腸腰筋(ちょうようきん)は腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群の総称。主に股関節を屈曲させる働きをする。腹腔の後ろにあり、脊柱を前屈させる筋でもあるため「深腹筋」と呼ばれることもある。スポーツ選手やトレーナの間でよく用いられる。
腸腰筋はハムストリングの主な拮抗筋であり、運動能力との相関が強い。
(Wikipedia)  
筋名 

腸腰筋iliopsoas   

起始   腸骨筋iliacus:腸骨の腸骨窩  大腰筋psoas major:T12~L4 
停止 

大腿骨の小転子  

神経支配  腰神経叢  大腿神経 
作用  股関節の屈曲  骨盤前傾 


大腰筋(だいようきん、psoas major muscle)は哺乳類の胸椎〜腰椎の筋肉で股関節の屈曲(わずかに外旋)、脊柱の屈曲を行う。食肉家畜のいわゆるヒレ肉が、大腰筋に相当する部分である。
起始は浅部と深部に分けられる。浅部(浅頭)は第12胸椎と第1〜4腰椎の側面およびそれらの間に介在する椎間円板から起こり、深部(深頭)は第1〜5腰椎の肋骨突起から起始し、腸骨筋と合流して腸腰筋となり腸骨筋膜に包まれ、腸恥隆起を越えて走り筋裂孔を通って小転子で終わる。大腰筋の神経支配は、腰神経叢の筋枝(Th12),L1-3,(L4)である。
(Wikipedia)

腸骨筋(ちょうこつきん、iliacus muscle)は人間の腸骨の筋肉で股関節の屈曲(わずかに外旋)、脊柱の屈曲を行う。
腸骨窩と下前腸骨棘から起こり、大腰筋と合流して腸腰筋となり、腸骨筋の筋線維は大腰筋の線維の前方で小転子を越えて下方で終わる。支配神経は腰神経叢の筋枝L2-L4である。
(Wikipedia)

 


大殿筋(だいでんきん、gluteus maximus muscle)は人間の腸骨の筋肉で股関節の伸展(特に屈曲位から)、外旋を行う。
起始は浅部と深部に分けられる。浅部は腸骨稜、上後腸骨棘、仙骨および尾骨から起こり、深部は後殿筋線の後ろの腸骨翼、仙結節靭帯および中殿筋の筋膜から起始し、上部は腸脛靭帯で終わるが、下部は殿筋粗面で終わる。
(Wikipedia)  
 

大腿二頭筋(だいたいにとうきん、biceps femoris )は人間の下肢の筋肉。
二頭の名の通り起始部が長頭と短頭に分かれている。長頭は坐骨結節で半腱様筋と総頭をつくってから起こり、短頭は粗線の外側唇の中1/3と外側筋間中隔から起こる。両頭は合して二頭筋となって、腓骨頭に停止する。
支配神経は長頭は脛骨神経(L5〜S2)、短頭は総腓骨神経(S1とS2)である。
作用としては股関節においては大腿の伸展を行う。膝関節では大腿二頭筋は屈曲するように働き、屈曲した状態では下腿を外旋する。
大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つの下腿後面にある筋(この他に大内転筋を含むこともある)を合わせてハムストリングスという。(最後の「ス」は複数形のsであるから「ハムストリング」のほうが日本語訳としては自然だが、一般的に「ハムストリングス」が流通している) この言葉はスポーツ選手の内でよく使われ下肢の動き作りや運動能力に大きく影響する部分である。
(Wikipedia)  

 



6月19日(木)
伸張反射とSSC

伸張反射あるいは伸展反射(Stretch reflex)

はじめに筋肉をゆっくり伸ばすのは伸張反射を防ぐためである。筋肉には筋紡錘と呼ばれるセンサーがあり、筋肉が瞬間的に引き伸ばされると筋紡錘から脊髄へ信号が送られる。すると脊髄から筋肉を収縮させる信号が出され、結果として筋肉が反射的に(つまり意思とは関係なく)収縮する。これを伸張反射あるいは伸展反射と呼ぶ。伸張反射は筋肉が急激に引き伸ばされたときに起こる生体のホメオスタシス(恒常性:生物のもつ重要な性質のひとつで、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態のこと)による防御反応であるが、筋肉の緊張や損傷をおこす恐れがあるため避けるべきである。柔軟性の獲得という観点からは、静的ストレッチと動的ストレッチとでは、あまり大差ないという事が分かってきている。
(Wikipedia)

伸張反射は唯一の単シナプス反射で筋伸展による刺激が脊髄内の運動ニューロンに達して筋肉の収縮を起こします。 伸張反射の例として膝蓋腱反射があげられます。大腿四頭筋の腱をたたくと腱にひっぱられて筋が伸張し、筋肉内の伸張受容器である筋紡錘が興奮します。この興奮によって生じたシグナルがIa神経線維を通って後根から脊髄へ入ります。さらに脊髄の前角内で運動ニューロンとシナプス結合を介して信号が伝達され、この運動刺激が大腿四頭筋を刺激して収縮させます(下肢が動く)。
ビジュアル生理学-脊髄) 


SSC=ストレッチ・ショートニング・サイクル 

ふくらはぎの筋肉の一つである腓腹筋は、アキレス腱という人間の体のなかで一番大きい腱と直列に付着しており、これを腓腹筋―アキレス腱複合体と定義している。この筋腱複合体は、地面に接地すると同時に強制的に引き伸ばされながら身体のもつ運動エネルギーを受け止め、その後、縮みながらキック動作を行っている。このように筋腱複合体を伸ばしてから縮めるような運動は、伸張―短縮サイクル(Stretch-Shortening Cycle: SSC)運動と呼ばれ、ヨーロッパを中心とした研究グループによって、そのメカニズムが明らかにされてきた。
SSC運動を行うことによる利点は、筋を伸ばした後に縮めれば、筋の長さが変化していない状態から縮めるよりも、大きな力やパワーを発揮できるということである。人間が、走ったり、跳んだり、投げたりする時、まず「反動動作」を行うということに着目してほしい。例えば、垂直跳を行う時、勢いよく沈み込むような「反動動作」を使った場合が、使わない場合と比べて、より高く跳べるであろう。このように反動動作、すなわちSSC運動を行うことによって、大きな力やパワーを発揮できることを、ほとんどの人は、意識的または無意識的に経験している。大きな力やパワーを発揮できる理由としては、
・筋力を発揮するまでの時間を短くできること、
・筋を伸ばすことによって、伸ばされまいとする伸張反射が働いて筋の発揮張力をさらに高められること、
・筋の発揮張力が高まることによって、筋に直列に付着している腱が「ばね」のように振る舞い、弾性エネルギーを貯蔵・再利用できること、
などがあげられる。
選手は、手を腰に当てた姿勢で、「踏切時間をできるだけ短くして、できるだけ高く跳ぶ」ように意識しながら跳躍動作を行う。
第4回 伸ばしてから縮める:伸張―短縮サイクル運動

プライオメトリクストレーニングは、ウエイトトレーニングや体力トレーニングで養成した筋力を爆発的瞬発力=スピードに結びつけるトレーニングです。
この運動は、スポーツにおける動作はウエイトトレーニングでのバーベル、ダンベルの挙上げのように静的状態から始まることはほとんどないということから、組織にエキセントリック(Eccentric= 伸張性収縮:外力によって筋、腱が引き伸ばされた状態)な負荷を与えた後、切り換えしをできるだけ早くコンセントリック(Concentric=短縮性収縮:筋、腱が短縮する状態)に行うこと切り換えしを早くできればできる程爆発的瞬発力を発揮できます。</U>これは筋紡錘、腱紡錘(ゴルジ腱)といった自己受容器の働きを利用した「SSC=ストレッチ・ショートニング.サイクル」と示されています。
例えばプリオメトリクスの代表的な種目のデプス・ジャンプでは、着地の際に大腿四頭筋と臀部の伸筋が急速に伸展し、続いて、同じ筋組織が反対方向に素早く、急速に、爆発的に収縮します

筋紡錘:筋内に存在し筋の急激な伸張に対する反応として収縮する(伸張反射)例えば、プライオメトリクスや膝を叩いて伸展する膝蓋腱反射があげられます、またスタティックストレッチは筋紡錘の働きが起こらないようにします。

腱紡錘(ゴルジ腱):腱内に存在し腱の伸張、すなわち筋の張力に反応して通常発揮される筋力を抑制する。体を過大な張力から守る役割を行います。筋力トレーニングでは腱紡錘の働きを抑制する働きがあります。
プライオメトリクストレーニングについて

パワー系のトレーニングの最中にスタティックストレッチングをすると、筋肉の伸び縮みを感知する感覚器官である筋紡錘(きんぼうすい)が反応し、筋を伸張すると起こる筋の収縮運動(伸張反射・しんちょうはんしゃ)が減少するため、SSCを利用したタイプの能力は低下します。しかし、最大筋力のトレーニングのセット間にストレッチングを行うと筋力発揮の低下が防げます。
第11回:柔軟性を高める


 

 
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